ミョウガ(襲荷,茗荷)
学名 Allium fistulosum 英名 Welsh onion 叉メガとも云ひ紀州にてはオコナと呼ぶ。山谷、竹林等の如き陰地に自生する宿根草本にして叉家園に栽植せらる。全形よく生薑に似たり。春日宿根より嫩苗を生し形筍に似たるを以てミョウガ筍と稱し、漸次生長して高さ二三尺に達す。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料 宮崎安貞. “蘘荷”, 農業全書, 1697, 4巻. 本草綱目
View Articleモロコシ,トウキビ(蜀黍)
学名 Sorghum bicolor 英名 Sorghum bicolor 廣く栽培せらるる一年生草本にして高さ七八尺餘に達す。葉は大形にしてトウモロコシの葉に似る小穂状花序は小形にして大なる圓錐花序に排列す。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料 宮崎安貞. “蜀黍”, 農業全書, 1697, 2巻. 本草綱目
View Articleミツバゼリ(三葉芹、鴨兒芹)
学名 Cryptotaenia japonica 英名 Japanese honeywort 普通單にミツバと稱す。山林、陰澤の地等に自生するものあれども多く菜園に培養せらるゝ蔬菜なり。莖葉共に滑澤にして一種の香氣あり葉は三個の小葉よりなり細鋸齒を有す。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料 宮崎安貞. “野蜀葵”, 農業全書, 1697, 5巻. 本草綱目
View Articleマオウ(麻苧)
学名 Boehmeria nivea var. nipononivea 英名 Ramie 一名カラムシ、ヒウジ叉はシロヲ等とも稱し倒處の原野に自生多しと雖も叉園圃に耕作せらるる多年生草本にして梢々木質の莖を有す。春日宿根より莖をぬくこと三四尺に達し葉は互生にして梢々圓形をなし其の裏面は白色を呈す。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料 宮崎安貞. “麻苧”, 農業全書, 1697,...
View Articleモモ(桃)
学名 Amygdalus persica 英名 Peach 觀賞用叉は果實用として、廣く各地に栽培せらるる落葉樹にして、高さ丈餘に達す。葉は被針形にして長さ四五寸に達す。四月初句葉に先て桃色即淡紅色の花を開く。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料 宮崎安貞. “桃”, 農業全書, 1697, 8巻. 貝原益軒. “桃”, 花譜, 1694, 中巻. 本草綱目 大和本草 倭名類聚抄...
View Articleマダケ(竹)
学名 Phyllostachys 英名 bamboo 我が邦東北地方以北を除きて至る所に繁殖する多年生植物にして、タケの最も普通なるものなるを以て他のタケに對して之れをマダケと稱す。地下に横走せる太き根莖を有し、初夏之れより筍を生じ一ヶ月許りにして大なるものは高さ五六丈周圍一尺三四寸に達し、節間最も離る。葉は被針形若くは細長卵形を呈し常綠なり。≪大植物図鑑の続きを読む≫ 江戸時代の掲載資料...
View Articleミヤコグサ(百脈根)
学名 Lotus japonicus 英名 Lotus japonicus 一名コガネバナ、叉エボシソウとも云ひ。到處路傍の芝地叉は堤塘等に自生多き草本なり。莖は通常傾臥し、葉は五箇の小葉より成れる羽状複葉にして、各小葉は長さ三分許の橢圓形をなす。五月頃より黄色の蝶形花を開く。此花は開後僅にして紅黄に變じ愛らしきものなり。花後長さ一寸許の細長き莢を結ぶ。≪大植物図鑑の続きを読む≫...
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